タバコに含まれる危険物質

禁煙のイメージ写真

タバコの煙には約4千種類の化学物質が含まれていますが、このうち約2百種類は人体に有害な影響を与える物質です。発がん性物質も50種類以上にのぼります。

ニコチン、タール、一酸化炭素などがよく知られていますが、この他にも、発がん物質であるベンゾピレンやベンゼン、ニトロソアミン、シアン化水素、窒素化合物など沢山の危険物質が存在しているのです。

あなたの禁煙をお手伝い

タバコは、喫煙者ご本人と周囲の方々に様々な喫煙関連疾患を引き起こします。多くの方は、この事実をよく知っています。しかし、依然として喫煙されている方は少なくありません。

タバコに含まれるニコチンは非常に依存性が強い物質です。危険薬物のヘロインやコカインよりも依存の危険が高いため、ニコチン中毒になると、なかなか使用を中止できなくなるのです。

もっとも、日本における成人喫煙率は徐々に減っています。未成年者の喫煙率も減少傾向です。新たにタバコを吸い始める人が減り、これまで吸っていた人も禁煙に成功しているわけです。

今はまだタバコがやめられない。そのような方は、一度、禁煙外来を受診してみてください。あなたの健康を守るため、専門の医師が協力いたします。

女性の禁煙も支援

日本の喫煙率は、女性よりも男性の方が依然として高くなっていますが、男性の喫煙率は着実に減少傾向を示しています。女性の場合も、一時は増えたのですが、現在は改善されつつあります。しかし、妊娠・出産世代である20~30歳代の女性層は例外であり、思うように減少していません。禁煙支援の成果が上がりにくいケースが存在するのです。

当クリニックでは、女性院長が中心となり、妊娠・出産などを契機に「タバコを止めたい」と考えておられる女性の禁煙対策も積極的に行っております。
※妊娠・授乳中は薬物療法は行えません。

健康保険で行える禁煙治療

一定の基準を満たした患者さまは、初回から12週間にわたり、合計5回、健康保険にて禁煙治療を受けることが出来ます。詳しくは当クリニックまでご連絡ください。
※要件を満たさない場合でも、自由診療で禁煙治療を受けられます。

保険で禁煙治療を受けるための要件

下記の3項目、全ての要件に該当する場合は保険での禁煙治療を受けることが出来ます。(なお、34歳未満の方は、②の要件を満たす必要ありません)。
※過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方は、前回の治療の初回診察日から1年が経過しないと再度の保険禁煙治療を受けることが出来ません。その場合は自由診療となります。

  1. ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(「ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト」にページ内リンク)でニコチン依存症と診断された方(10点中5点以上)
  2. 35歳以上の者については、ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の方
  3. 直ちに禁煙することを希望している方であって、「禁煙治療のための評価手順書」に則った禁煙治療について医師等から説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意された方。

ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト

  • 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか
  • 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか
  • 禁煙や本数を減らそうとしたときに、タバコが欲しくて欲しくてたまらなくなることがありましたか
  • 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、次のどれかがありましたか(イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手の震え、食欲または体重増加)
  • 上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか
  • 重い病気にかかったときに、タバコはよくないと分かっているのに吸うことがありましたか
  • タバコのために自分に健康問題が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか
  • タバコのために自分に精神問題(不安や抑うつなどの症状)が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか
  • 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか
  • タバコが吸えなくなるような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか